心配性母の子育て記録

2024年6月に第一子(長女)を出産。子育てについて、悩みや日々の生活を記録します。この記録が誰かの役に立てば幸いです。

無痛分娩への希望と現実

 

病院につくと、電話で対応してくれた助産師さんが迎えてくれました。

「お、歩いてこれたね」と驚いていたので、陣痛の間隔が10分間隔だと

痛みで歩けない人もいるのかな、と今になって思います。(それくらい痛かった)

我慢せず車いすを借りると良かったかも・・・。

 

36週ということで、普通は入院前の妊婦検診で行う『NST』(赤ちゃんが元気かどうかおなかにつけて心音を聞くモニター)を、私は入院して初めてつけました。

大きなおなかにこぶし大の丸い機会を二つ。

「こんな簡単な機械で赤ちゃんが元気かわかるなんてすごいな」

と感心しつつも、痛みに耐えながらベッドで休みました。

 

また、このモニターは、おなかがどれくらい収縮しているか(陣痛の強さ)

も分かるので、私の今のおなかの痛みが本当に陣痛かどうかを確認する狙いもありました。

痛みがどんどん強くなるにつれて、モニターから出てくる波形も大きくなって

いきました。

それを見て改めて、「赤ちゃん、本当にもうすぐ生まれてくるんだ」

と実感。

助産師さんも、「陣発(陣痛発来)ですね。今日か明日には生まれると思います」

とおっしゃっていました。

 

ベッドで休みながら、先生から入院や出産の説明を聞きました。

そこで判明したのが、なんと無痛分娩ができないということ。

もともと計画無痛分娩(入院する日をあらかじめ決めて、入院してから計画的に陣痛を起こし、麻酔を入れる分娩方法)を希望していたので、出産の痛みという部分には少し

安心していました。

しかし、計画の前に陣痛が来てしまっていて、しかも今日は土曜日。

麻酔科の先生もいないということで、なんと急遽自然分娩が決まりました・・・。

 

出産にイレギュラーはつきものでしょうし、

必ず無痛分娩ができるというわけではないということはわかっていましたが・・・。

痛いのが怖くて妊娠初期から「産むなら絶対無痛分娩で!」と決めていた私にとって

自然分娩なんて恐怖でしかありませんでした。

腹をくくるしかないとはわかっていても、どうにかならないものかと

頭の中であれこれ考えてみましたが・・・

 

もう陣痛が始まっていて、しかもどんどん強くなっている。

もう覚悟を決めるしかない状況でした。

 

 

続く